無煙炭化器(モキ製作所)をレビュー|伐採木を大量の炭にする方法と注意点【写真・動画あり】

無煙炭化器を使って伐採木を大量の炭にしている様子

ワシらは、伐採した木を薪にして自作した薪棚で乾燥させたあと、燃えるゴミとして処分していました。

薪棚いっぱいに積まれた伐採木の薪

それも一つの処理方法です。
しかし、農地を開拓していると次から次へと伐採木が出てきます。

気づけば薪棚が伐採木でいっぱい。

そんな時ワシらは無煙炭化器(モキ製作所)を使って、大量の伐採木を炭に変えて畑の土壌改良に使っています。

しかし、伐採木を燃やす場合、法律や煙の近隣問題など注意する点もあります。

この記事では、無煙炭化器(モキ製作所)の特徴や実際の使用感、大量の伐採木を炭にする手順、使用時の注意点について詳しく紹介します。

この記事でわかること
  • 無煙炭化器(モキ製作所)の特徴
  • 伐採木を炭にするのに必要な道具
  • 無煙炭化器で伐採木を炭にする4ステップ
  • 無煙炭化器(モキ製作所)のメリットデメリットを踏まえた口コミ
  • 伐採木を燃やす際の注意点

▼炭を畑に撒くことで得られる効果を詳しく解説しています。

▼DIYで作った薪棚についてはこちらで詳しく解説しています。

無煙炭化器(モキ製作所)の特徴

伐採木を炭にするための無煙炭化器M100

ワシらが大量の伐採木を炭にするのに使っているのが、

「モキ製作所の無煙炭化器100M」

お椀型の特殊な形状で燃えて出た煙が内側に引き寄せられて、器の中で800℃〜900℃の高温で再燃焼して煙の量が少なくなる仕組みです。

炭化率99%で一度に最大150Lの炭を作ることができます。

無煙炭化器の特徴
  • 800℃〜900℃の高温で煙が再燃焼され煙が出にくい。
  • 一度で150Lの炭が作れる。
  • 炭化率は80〜99%。
  • サイズは50〜150Mまである

▶︎使用した無煙炭化器はこちら

▶︎お手軽な炭作りならM50サイズがオススメ

伐採木を炭にするのに必要な道具

実際に伐採木を炭にするのに使う道具と資材一覧だよ。あると便利なものもピックアップしたから参考にしてね。

伐採木を炭にするための道具

1.無煙炭化器(モキ製作所):伐採木を炭にするのに使用。

2.ライターorマッチ:火を付けるのに使用。

3.トング:伐採木を無煙炭火器に入れるのに使用。

4.バケツ:伐採木の炭化が終わって消火するのに使用。

5.ジョウロ

使用する資材

1.ダンボール:火を付ける火種とし使用。

2.着火剤:なくてもいいが火種として確実に火が着けられる。

あると便利なもの

1.焼き棒:1.6mの遠い場所から燃え殻を安全に扱えます。

2.火消し蓋:無煙炭火器用で蓋を閉めれば安全に火を消せます。

無煙炭化器で伐採木を炭にする4ステップ

無煙炭化器で伐採木を炭にする手順を写真と動画を交えながら紹介します。

①消火用の水の準備

無煙炭化器の周囲に消火用の水入りバケツを配置した様子

1番最初に消火用の水を準備します。すぐに消火できるように無煙炭化器を囲むようにバケツを配置します。

万が一があってはいけないので、ワシらはバケツを分けて50Lの水を用意しています。

また、配置する際は周りに燃えやすいものがないかも確認しましょう。

ワシらは無煙炭化器とバケツは用水のすぐそばに配置しているよ。

もし何かあってもすぐ近くに水があると安心できるからね。

▶︎必要な道具・資材に移動

②着火の準備

無煙炭化器と地面の隙間を土で埋める作業

無煙炭化器を地面に置くと必ず隙間ができます。

隙間があるとそこから熱が逃げてしまうので、土で隙間を埋めます。

無煙炭化器内で着火用の伐採木を組んでいる様子

伐採木をいくつか重ねて、そこに並列に何本か並べて組んでいきます。

並列に並べた木で隙間を作れるので火のコントロールが1番しやすいのでおすすめです。

着火する木は濡れた木だと火が付きにくいので乾いた木を使用します。

並べた木の下や隙間に着火剤のダンボールを敷き詰めて火が木に移り易くします。

▶︎必要な道具・資材に移動

③着火

マッチで段ボールの着火剤に火をつける様子

着火剤のダンボールにマッチで火をつけていきます。

一度ダンボールに火が着くと徐々に燃え広がっていきます。

着火した伐採木に追加の木材を投入している様子

木に火が燃え広がったなら、そこを炉の中心にして空気の入る隙間を作りながら木を焚べていきます。

火をつけたら最初は煙が出ますが、無煙炭化器内の温度が上がっていけば煙はほぼ出なくなります。

無煙炭化器の温度が上がって煙がほぼ出ていない様子を動画にしたよ。

▶無煙炭化器(モキ製作所)で炭作りをしたら煙はどのくらい出るのか?

無煙炭火器(モキ製作所)で炭作りをしたら煙はどのくらい出るのか?

▶︎必要な道具・資材に移動

④消火

無煙炭化器で炭化が進んだ伐採木

無煙炭化器内にほぼ火がなくなっており、炭化が完了したサイン。

ジョウロで炭化後の火を消火している様子

あとは消火するだけですが、消火する際いきなり大量の水を無煙炭化器内に入れるとすごい煙が上がりますし、炭が無煙炭化器内からこぼれたら危ないです。

まずはジョウロなどを使用して少量の水で徐々に温度を下げながら水の量を増やしていくのがコツです。

消火の作業風景も動画にしたから、合わせて参考にしてね。

▶無煙炭化器(モキ製作所)の消火手順

無煙炭火器(モキ製作所)の消化手順

▶︎必要な道具・資材に移動

⑤完成した炭

無煙炭化器で完成した伐採木の炭

大体2時間ぐらいで150Lくらいの炭が完成しました。

少し燃えきらずに残りましたが、ほぼ90%近くの炭が大量にできました。

炭化によって伐採木の量が大幅に減った様子

一度の炭化で随分伐採木の量が減りました。

これを使えば大量の炭が作れるので、ワシらは畑の土壌改善に活かしています。

▶︎必要な道具・資材に移動

無煙炭化器(モキ製作所)のメリットデメリットを踏まえた口コミ

「使った人の声って一番信頼できる!」ということで、投稿されていた口コミをまとめました。

良い口コミ
  • 煙が少なく近所に配慮しながら使える(楽天市場)
  • 剪定枝や竹を効率よく処理できる(Yahoo!ショッピング)
  • 短時間で大量の炭を作れる(モキ製作所公式ショップ)
  • 土壌改良用の炭作りに便利(楽天市場)
  • 初心者でも扱いやすい(モキ製作所公式ショップ)
悪い口コミ
  • 火力が安定するまでは煙が出る(Yahoo!ショッピング)
  • 本体が重く持ち運びが大変(楽天市場)
  • 炭化の終了タイミングに慣れが必要(楽天市場)
  • 太い木材は炭化しにくい場合がある(楽天市場) 
  • 価格はやや高め(Yahoo!ショッピング)

※口コミは楽天市場、Yahoo!ショッピング、モキ製作所公式ショップなどに掲載されていたレビューを参考に要約しています

実際に1年以上使ってみたけど、煙が少なくて大量に処理できる点は大きいね。

たしかに価格は安くはないから、どれくらいの量を処理したいとか、設置場所はどこに置くかなんかも考えておいた方がいいね。

無煙炭化器を使う注意点

無煙炭化器使用時の注意点をイメージした写真

無煙炭化器を使用する際も気を付けることがあります。

法律問題や近隣トラブルにもつながるので参考にして下さい。

無煙炭化器使用の注意点
  • 火の取り扱い
  • 法律問題
  • 煙の近隣問題

①火の取り扱い

無煙炭化器の周囲に消火用バケツを配置した安全対策

伐採木を炭にするには火を使うため、火災対策は必須です。

無煙炭化器は高温になるので、

  • 周囲に燃えやすい物を置かない
  • 草が多い場所を避ける
  • 風の強い日は使用しない
  • 火が消えるまでその場を離れない

といった注意が重要になります。

また、万が一に備えて、

  • バケツ
  • ホース

など、すぐに消火できる準備も徹底しましょう。

使用後も油断せず、完全に火が消えたことを確認してからその場を離れることが大切です。

消火用の水を確保できる畑近くの用水路

ワシらもすぐ水を使えるように用水の近くでやってるよ!

『これくらい大丈夫』が一番危ないから、火の管理は本当に重要!

②野焼きの法律問題

野焼きとは、ゴミや廃棄物を屋外で焼却することです。

日本では、「ダイオキシン類排出抑制」や「廃棄物の適正処理」の観点から、原則として野焼きは禁止されています。

例えば、

  • 地面で燃やす
  • ドラム缶で燃やす
  • 穴を掘って燃やす

なども野焼きに含まれます。

<廃棄物処理法 第16条の2>
 「何人も、次に掲げる場合を除き、廃棄物を焼却してはならない。」

ただし、例外もあります。

<廃掃法施行令14条4号>
 「農業、林業又は漁業を営むためにやむを得ないもの」

<廃掃法施行令14条5号>
 「たき火その他日常生活上の軽微な焼却」

つまり、条件によるということです。

しかし、

  • 悪臭
  • 近隣トラブル
  • 燃やす物の種類

によっては問題になる場合があります。

無煙炭化器を使用する際は、事前に市役所や消防へ確認しておくと安心です。

ワシらも『畑に撒く炭を作りたい』って事前相談したよ!

勝手にやってトラブルになるケースもあるから、確認は絶対にして下さい。

※プラスチック・塗装木材・建築廃材・家庭ゴミなどは燃やさないようにしましょう。

③煙による近隣トラブルに注意

無煙炭化器は通常の野焼きより煙が少ないですが、完全に煙が出ないわけではありません。

特に、 

  • 湿った木材
  • 葉が多い材料
  • 一度に大量投入
  • 空気不足

などの条件では、煙や臭いが発生しやすくなります。

煙は、自分ではそこまで気にならなくても、

  • 洗濯物に臭いが付く
  • 窓を開けられない
  • 車や家に煙が流れる
  • 喉や目が痛くなる

など、近隣トラブルにつながる場合があります。

実際に、

  • 「煙が臭い」
  • 「火事かと思った」
  • 「毎回煙が入ってくる」

といった苦情や通報につながるケースもあります。

特に住宅地周辺では、風向きや時間帯によって大きく影響が変わるため注意が必要です。

そのため、

  • 風の強い日は使用を避ける
  • 乾燥した木材を使う
  • 一度に詰め込みすぎない
  • 周囲への配慮を意識する

といった対策が重要になります。

ワシらも風向きや住宅街から離れた場所で使用しているよ。

自分は気にならなくても、周りは気になる場合があるから十分に注意してね。

まとめ

無煙炭化器(モキ製作所)は、伐採木や剪定枝を大量に処理したい人にとって非常に便利な道具です。

実際にワシらも1年以上使っていますが、煙を抑えながら大量の炭を作れる点は大きなメリットだと感じています。

一方で、価格や設置場所、火の管理など注意する点もあります。

しかし、伐採木の処分に困っている方や、炭を畑の土壌改良に活用したい方には十分検討する価値があると思います。

ワシらと同じように農地開拓や山林整備をしている方の参考になれば嬉しいです。

▶︎使用した無煙炭化器はこちら

▶︎▶︎お手軽な炭作りならM50サイズがオススメ

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