【設計図有り】薪棚を自作してみた|竹で作る方法と失敗しないポイント

竹で自作した薪棚の完成写真と設計図ありの作り方を解説した記事のアイキャッチ画像

農地を拡大するために自生している邪魔な木を日々伐採しているのですが、丸太が大量に増えてきました。

丸太が増えてくると場所を取るだけでなく虫の棲み家になってきます。

そこで増えてきた丸太の置き場に困ったため、同じ農地に大量に生えている竹を活用し、丸太を薪として保管できる薪棚を作ることにしました。

この記事で分かること
  • 薪棚制作に必要な道具と材料
  • 薪棚を作る8ステップ
  • 薪棚を作ってわかった改善点

この記事では竹を再利用した薪棚の作り方を工程ごとに詳しく解説していきます。

まずは薪棚の設計図と道具と材料を確認してね。

薪棚を作るのに必要な道具

ハンディーチェーンソー:竹を切るのに使用

ポストホールディガー:薪小屋の支柱を埋める穴を掘るのに使用。

インパクトドライバー:竹の骨組みを組むのに使用。

竹用ドリルビット:竹にした穴を開けるのに使用。

ペンチ:針金を捻ったり切ったりするのに使用。

材料

竹:薪棚の骨組み

木ネジ:竹の骨組みを組むのに使用。使用したのは木用コーススレッド90㎜×4.5㎜の半ネジ。

針金:薪小屋の床を固定するのに使用。1.6㎜の針金を使用。

竹の骨組み詳細
  • 支柱:2.2m×6本
  • 床側の枠(縦):1.2m×2本
  • 床側の枠(縦):4m×2本
  • 屋根側の枠(縦):1.2m×2本
  • 屋根側の枠(横):4m×2本
  • 床板:0.9m×43枚
  • 屋根板:1.2m×70枚
  • 床補強用の枠:1.2m×3本

薪棚を作る8ステップ

実際に農地に薪棚を作っていきます。

手順を写真と動画を踏まえながらお伝えします。

1.薪棚の骨組みを調達

農地に自生している竹を切り出してきた様子

農地に自生している太めの竹を6本位切断して、枝打ちしました。

材料の竹が足りなくなったら、追加で採取していきます。

2 .薪棚の支柱の位置を決める

薪棚の支柱位置を決めるため木の杭を仮打ちしている様子
軍用スコップで木の杭を削って作っている様子

現地にある木で杭を作って、設計図通りの位置に杭を打ち。

支柱の位置を決めました。

▶︎杭作りに使用したスコップはこちら

※コールドスチール製の軍用スコップ。軍用だけあって非常に丈夫で、ガシガシ使っても壊れにくいのが特徴です。先端はブレード形状になっており、薪割りや杭作りにも対応。1本で幅広く使えるため、アウトドアにもおすすめです。

▶︎設計図&必要な道具と材料へ移動する

3 .竹の支柱を立てる穴を掘る

ポストホールディガーで支柱用の穴を掘っている様子
掘った穴の深さ50cmをメジャーで測定している様子

ポストホールディガーを使って支柱を立てるため50㎝の穴を4箇所掘ります。

思いっきり地面に突き刺して土を掴んで穴から排出します。

掘った穴に竹の支柱を立てている様子

50㎝の穴を計4ヶ所掘り終えたら支柱を刺して土で再度埋めます。

▶︎実際に使用したポストホールディガーはこちら

※先端のスコップ部分がとにかく丈夫で、砂利の混じった地面をガシガシ突き刺してもビクともしません。重量もあり、突き刺さる破壊力も抜群なのでオススメです。

支柱と竹の骨組みを仮組みしている状態

薪棚の基礎ができたので一度支柱と床部分を仮組みして、組み立てていきます。

▶︎設計図&必要な道具と材料へ移動する

4.薪棚の床部分の組み立て

次は支柱と床部の骨組みを組み立てていくのですが、組み立てはインパクトドライバーを使って骨組みをコーススレッドビスで固定させます。

竹に下穴を開けるためのドリルビット
インパクトドライバーで竹に下穴を開けている作業

また、竹に直接ビス打ちをすると竹が簡単に割れてしまうので、竹用のドリルビットで竹に下穴を開けてからビス打ちをします。

竹にコーススレッドビスを打ち込んで固定している様子

下穴を開けた後に、インパクトドライバーでビス打ちをして骨組みを固定します。

一ヶ所につき2本のビスを打って固定しました。

薪棚の支柱と床部分の骨組みが完成した状態

支柱と床部分の骨組みが完了しました。

次は屋根部分の骨組みを組み上げていきます。

▶︎使用したインパクトドライバーと竹用ビスはこちら

※マキタのインパクトドライバーはパワフルで、下穴あけやビス打ちが快適に行えます。フル充電で約1000本のビス打ちが可能で一日中使ってもメモリ一つしかし減りませんでした。本体は約1.5kgと軽く、女性でも扱いやすいのが特徴。価格はやや高めですが、18Vバッテリーは他の工具と共用できるため、長期的にはコスパの良い一台です。

※竹に直接ビスを打ち込むと間違いなく割れるので、下穴は必須。軸長が80㎜もあるので、竹同士に下穴を作るのに便利です。

▶︎設計図&必要な道具と材料へ移動する

5.薪棚の屋根部分の組み立て

屋根部分も床部分と同じように骨組みに下穴を開けて、コーススレッドビスで固定して行きます。

屋根部分の骨組みをインパクトドライバーで固定している様子
屋根の骨組みを支柱に固定し終えた状態

屋根部分は雨を地面に落とす構造にしないといけないので、雨が地面に落ちるように少し角度をつけて取り付けます。

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6.床板の取り付け

竹をククリナイフで半分に割っている作業

【半分に割った竹を針金で縛り付けている写真】

薪小屋の床は竹を半分に割って敷き詰めて一枚一枚針金で固定していきます。

▶︎使用しているククリナイフはこちら


※枝打ち、薪割り、藪漕ぎまで色々こなせてワシらは鉈の代わりに使ってます。鉈や斧などより軽量なので疲れにくいのが1番のポイントです。

使用している針金は1.6そなむk㎜の針金を細い金属棒を使って巻きつけます。

地道な作業ですが、一枚一枚針金で竹を縛り付けていきます。

針金の巻き付け方を動画にしたから参考にしてね。

▶︎竹の床板をを針金で縛り付ける動画

竹の床板を針金で縛る方法

▶︎設計図&必要な道具と材料へ移動する

7.屋根の取り付け

屋根の取り付けはインパクトドライバーを使ってコーススレッドビスで固定していきます。

割った竹を交互に並べた屋根構造の説明

屋根は写真の通り、割った竹が交互になるように並べていきます。

こうすると屋根に隙間がなくなるので、雨が降ったら地面に流れていきます。

屋根材の竹に下穴を開けている様子
屋根の竹をビスで骨組みに固定している様子

骨組みの組み立てと同様に竹をビスどめする場合、必ず下穴を開けてビスどめを行って下さい。

▶︎設計図&必要な道具と材料へ移動する

8.中央に支柱を追加

後付けで追加した中央支柱の様子

薪棚の強度が足りなかったので地面に10㎝ほど穴を掘って、支柱を埋め込んで屋根側の骨組みにビスどめをして、薪棚を補強しました。

▶︎設計図&必要な道具と材料へ移動する

9.薪棚の完成

竹で作った薪棚の完成全体写真

製作時間は15時間位で完成。

1番大変だったのは、割った竹を屋根と床に取り付ける作業でした。

数が多いのと、材料が無くなったら調達のために伐採、枝打ち、加工とやることが多かったので、1番時間が掛かりました。

竹は全部で20メートルくらいの竹を10本位使いました。

▶︎設計図&必要な道具と材料へ移動する

改善点

竹で薪棚を作ってみたけど、改善点が色々あったね。

そうだね、失敗って大体同じことをすると思うから参考にして欲しいな。

改善点1:薪棚のの支柱の位置がズレた

薪棚の支柱位置がズレている様子

支柱の位置を測ったはずなのですが、上下で見事にズレました。

改善点として、地面に支柱を埋め込む作業の時は確認する人間と立てる人間2人で正確に作業するのが望ましいです。

改善点2:床の骨組みが固定できなかった

床補強の骨組みが固定できていない状態

床に補強用の骨組みを配置する際、骨組みと地面の高さがバラバラだったため補強用の骨組みとベース部分が固定できませんでした。

改善点として、全体が水平であることを仮置きの段階で確認すれば避けれたかなと思いました。

改善点3:中央の支柱の取り付け

後付けで追加した中央支柱の様子

作業途中で薪小屋の強度が足りないと後から気付きました。

改善点として小屋などを制作する場合、強度には気を配ること。

ワシらの住んでいる地域は雪がよく降るので、気を付けないと春になったら重さで倒壊します……

まとめ

農地に自生している竹は、放置すると邪魔になるだけですが、

使い方次第で立派な資材になります。

今回ワシらは、伐採で増えた丸太を管理するために

竹を使って薪棚を作ってみました。

実際に作ってみて感じたポイントはこの3つです。

薪棚を作って感じたポイント
  • 竹はコストをかけずに手に入る優秀な資材
  • 加工と固定にはひと手間かかる(下穴必須)
  • 強度と精度は事前設計で大きく変わる

特に、竹は割れやすいので

「下穴を開けてからビス止め」は必須です。

また、支柱のズレや強度不足など、

実際に作ってみないと分からない課題も多くありました。

ただ、それも含めて

「現場で試しながら改善していく」のがDIYの面白さです。

竹は放置すれば厄介な存在ですが、

こうして活用すればしっかり役に立ちます。

これから農地開拓やDIYをする人は、

ぜひ竹を“処分するもの”ではなく

“使う資源”として活用してみてください。

 

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