大根栽培の基本情報
大根(だいこん)はアブラナ科の根菜で、家庭菜園でも人気の高い野菜。よく料理にも使われるポピュラーな野菜。根がしっかりと育つため、初心者でも成功しやすい反面、土づくりや間引きを怠ると「又根」や「ス入り」などのトラブルが起こりやすい野菜でもあります。
ねえ、今日はいよいよ大根の種まきでしょ?
そうそう!でも大根って簡単そうに見えて、意外とコツがいるんだよ
え、そうなの?葉っぱばかり茂って肝心の大根が細かったらイヤなんだけど!
大丈夫、ポイント押さえれば初心者でも立派な大根が採れるよ
栽培時期と適した環境
まずは、いつ植えるのがいいの?
春(3〜4月)と秋(8〜9月)にまけるけど、家庭菜園なら断然秋まきがおすすめ。害虫も少ないし、甘くてみずみずしい大根ができやすいんだ
- 春まき:3月〜4月
- 秋まき:8月〜9月
秋まきに間に合うように畑を整備しなくちゃ!
種をまくのにいくつか準備が必要なのですが、その模様はこちらから☟
さぁ!ここからが勝負だね!
大根の育て方ステップ
1. 土づくりと畝立て

大根は根っこがまっすぐ伸びるから、土は30cm以上しっかり耕して石を取り除くのが基本
石とか残ってると“又根”になるんでしょ?スーパーで見るまっすぐなやつにしたい!
その通り。あと、未熟な堆肥があるとそれも又根の原因になるから注意ね。
大根は直根性のため、深く柔らかい土壌が必要です。
- 畝の深さ:30cm以上
- PH:5.5〜6.5が理想
- 元肥:堆肥2kg+化成肥料50gを1㎡あたり混ぜ込む
ポイントは石や根っこを取り除くこと。障害物があると根が分かれてしまい「又根」になります。
2. 種まきのコツ
植える大根の種は君だ!

それで…ゆーさん、どうやってまくの?
1か所に3〜4粒、深さ1cmくらい。株間は20〜30cm。芽が出るまでは土が乾かないようにしてね!だから、マルチシートを被せるんだけど、今回はこれで試してみよう!
ゴミ袋?!
そう!マルチシートはちょっとお高いからさ、ゴミ袋で代用してみよう!
じゃあやっていきましょ!まずは畝を作った箇所にゴミ袋をひいていきます。そのゴミ袋を土に沿ってピンピンに張ります。
みーさん、ゴミ袋、ゴミ袋言い過ぎだぞ。
だってゴミ袋に変わりないじゃないか!
…まぁいいや。とりあえず進めよう。張ったら大根の種を植えれるように穴を開けます。

よし!種をまくぞ!

そして優しく押さえて土を被せるよ。

- 1か所に3〜4粒まき、薄く土をかける(1cm程度)
- 株間は20〜30cm
- 発芽までは土を乾燥させないよう注意
初心者がつまずきやすい注意点
- 未熟な堆肥が残っていると根が曲がる
- 土が硬いと大根が太らない
- 種を深くまきすぎると発芽が遅れる
- 乾燥させると芽が出にくい
まとめ
土づくりってやっぱり大事なんだね
そう。ここを丁寧にやれば、後の間引きや収穫もスムーズになるよ
種まきまでにやること
- 時期を確認(秋まきがおすすめ)
- 土を30cm以上耕す
- 石・根っこを取り除く
- 畝を高めに作る
- 適切な深さで種をまく
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