知らずに切った“シュロの木”が大変すぎた!処理の手間と意外な使い道【第9話】

えっ…これ切っちゃてよかったの?

ある日、ゆーさんが開拓地で何も知らずに伐った一本の木。

それが、後に手ごわい相手と判明する「シュロの木」でした──。

■ 「この木、なんかボサボサしてるね」…って、それ“シュロ”です!

【シュロの木の画像】

先日、開拓地で伐採をしていたときのこと。

ゆーさんが「この木、ジャマだし切っておくね~」と一本の木をノコギリで伐採。

──それが、シュロの木でした。

幹は太くて繊維がモシャモシャ。

後から知ったのですが処理がめちゃくちゃ大変…

■ シュロの木ってそもそも何?特徴とやっかいな“繊維”問題

「シュロの木」は、南国っぽい見た目ですが、意外と日本でも昔から庭木などに使われてきた樹木。

幹を覆うように生えている**茶色い繊維(シュロ皮)**が特徴的で、昔は縄やたわしにも使われていた素材です。

ただしこの繊維──

  • とにかく絡まる

  • 刃物に巻き込まれる

  • めちゃくちゃ燃えやすい(繊維の束にすると着火剤になる)

という、厄介な性質を持っています。

チェーンソーで処理すると繊維が絡みついて、機械が壊れる原因になることもあるため、今回は斧で玉切りにする方針にしました。

■ 実践:手ノコギリで玉切り→繊維処理までの流れ

実際のシュロ処理の様子がこちら!

▼ ① カッターで切断予定の繊維部分をカット

いきなりチェーンソーでの玉切りはNG!

カッターを使って切断予定の繊維部分を切って剥がします

【切断面の繊維をカッターで取り除く】

うわ、繊維がギュッと巻きついている…これは剥がして切るの大変!

やっぱり切らなきゃよかったかな?(汗)

▼ ②斧でシュロの木を切断

シュロの木はノコギリで切ると繊維が刃に絡まって刃が動かなくなるので、斧を使って力技の切断

【斧でシュロの木を切断】

【斧で切断したシュロの木

▼ ③繊維を一枚一枚剥がす

カッターで木の中央を縦に切り込みを入れて、木の周りに引っ付いている繊維の根本をカットして“ペリペリ”とめくるように剥がせます。

【カッターで縦に切れ込みを入れる】

【木にそって繊維の根本をカッターで切り取る】

シュロの繊維を剥がしていく動画】

シュロの繊維を剥がす動画

こうやって手で取れるんだね

このモジャモジャ、昔はタワシに使われてたって知ってた?

コツとしては、シュロの木の下に少し長めの丸太を置いて作業すると、シュロの木をコロコロ転がせるから繊維をカットしやすいよ。

【シュロの木の下に丸太を置く

【シュロの繊維を剥がし終えた木】

■ シュロの繊維って実は焚き火の着火剤として優秀

シュロの繊維は古くから縄やたわし、ほうきなどにも利用されてきた天然素材で、特に繊維の間に空気を多く含むため、乾燥させると非常に燃えやすくなるのだとか。

実際に少量の繊維を燃やしてみましたがビックリ!

シュロの繊維単体で約1分30秒燃え続けました。

【焚き火に最適!? シュロの繊維、燃焼力テスト!】

シュロの繊維を着火剤に代用

火の付き方がすごいね。

持続時間も長いから焚き火初心者も安心な素材だね

■ シュロ処理のポイントまとめ

項目ポイント
伐採チェーンソーで繊維の上から切らずに、繊維を取り除いてから面倒だけどノコギリでの伐採が色々安心。
繊維の扱い繊維に対してチェーンソーはNG。手ノコギリ、カッターなどが安全。
処理方法斧を使って切断して木を短くして剥がすのがマスト。
応用着火剤に活用可。

■ まとめ:知らずに切ったシュロの木。処理は大変だけど、素材としては面白い!

ゆーさんの「知らずに切っちゃった事件」から始まった今回のシュロ処理。

実は、一手間かければ“着火剤”に使える優秀な木でした。

ちょっと手間はかかるけど、開拓地では**「面倒なものほど価値がある」**ってこと、あるかもしれません。

■ 関連リンク・おすすめ道具

【使った道具】

  ▶ カッターナイフ

  ▶ 斧 ハルタホース オールラウンドプラス

 ▶ 作業用厚手グローブ





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