こんにちは、開拓生活中の「ゆー」です。
私たちは、15年以上放置された荒廃農地を利用して夫婦で自給自足生活を目指しています。
今回は、その中でも「畑づくり」の実験として――
高畝農法と不耕起農法、それぞれでジャガイモを育ててみた!
という取り組みをご紹介します。
開拓初心者が「なんとなく」「好奇心」でやってみた試みですが、実際やってみると気づきや発見がたくさんありました。
■ 畑の準備|荒れ地を前に「まずはやってみる精神」
どうする?まずは耕すところからか…
うーん、ここ根だらけだし、体力的にキツくない?
📸【土の中は固くて、根も切り株もびっしり…耕すのが一苦労】

というわけで、
・1区画は根をできるだけ取り除いて高畝を作成した高畝農法
・もう1区画は「ほぼそのまま」。穴を掘ってジャガイモを埋めただけの不耕起農法スタイル
に決定。
まぁ、ジャガイモなら強いし、不耕起農法でもなんとかなるでしょ!
いや…完全にノリでやってるよね(笑)
■ ジャガイモの植え付け|“ガチ高畝農法”と“穴に埋めただけの不耕起農法”
高畝農法エリアは、スコップで畝を立て、空気と水はけを意識。
不耕起農法エリアは、土を掘り返さず、そのままの地面に5〜10cm程度の穴を掘って、種芋をポンッと埋めました。
📸【上が高畝農法、下が不耕起農法。手間の差は明らかだけど…】


なんかすごい差がでそうだね
逆に出なかったら、不耕起農法すげぇってなるよね(笑)
■ 成長記録|育ち方に違いはある?
2週間後、芽が出てきました。
📸【二週間後、上が高畝農法、下が不耕起農法】


📸【1か月後、上が高畝農法、下が不耕起農法】


おお…どっちも出てる!
えっ…不耕起農法も?全然耕してないのに?
成長のペースに明確な違いはなかったものの、高畝の方が少し背が高く、葉の色も濃いように感じました。
もしかして、土の通気性の差かな?
■ 収穫!実験の結果はいかに?
収穫の時期になり、いよいよ掘り出し。
📸【収穫直前の苗の状態、上が高畝農法、下が不耕起農法】


📸【収穫後のジャガイモ、上が高畝農法、下が不耕起農法】


えっ…何これ…
なんだか獣臭い…養豚場みたいな匂い…
高畝…猪にやられました…
収穫は5個…
結果はこうなりました:
項目 | 高畝農法 | 不耕起農法 |
発芽率 | ◎(ほぼ100%) | ◎(ほぼ100%) |
成長の勢い | やや強い | 普通 |
収穫量 | ほぼなし(猪のお腹の中) | ある程度は確保できたが小ぶり(小〜中サイズ) |
掘りやすさ | 簡単に掘られた… | 固くて重労働(石だらけの地面に埋めたため) |
芋の形 | 不明 | 小ぶりが沢山 |
不耕起農法は草に隠れて発見されなかったのかな?
山間近くで畑をする場合は、丸見えな高畝農法は難易度が高いのかもね…
不耕起農法は最低限石くらいは取り除いてたら、もっと結果は違ったかもね。
高畝農法は丸見えだからかな…やる場合は害獣の対策もしっかり考えないとね、収穫目前だったのに凄く悔しい…猪鍋にして食べてやりたくなったよ。
■ 実験から見えたこと|不耕起農法は条件をもう少し整えれば“大アリ”、山間近くの高畝農法は”害獣対策必須”
【気づきまとめ】
・不耕起でもジャガイモは育つ!
→ なにもしなくてもちゃんと育った(単にジャガイモが強いだけかも(笑))
・不耕起でもある程度の量は確保できた、石だらけの地面でなければ結果が違ったはず!
→ 次回は最低限地面の石を取り除いてから再挑戦
・山間近くの高畝は動物が必ずいると思え!
→ 害獣対策をちゃんとしないと悲劇が起こる
■ まとめ:初心者でも実験してみると学びが深い
一応、耕さなくてもできるってすごいよね!
でも、高畝はしっかり育つのはわかったんだけど、動物がいる土地だから油断は禁物
そうだね、秋前にはもう一回ジャガイモのチャンスがあるから絶対リベンジしようね!
\結論/
山間近くの“高畝農法× ジャガイモ”は意外に薔薇の道
“不耕起農法”には可能性を感じれたのは大きな収穫!
開拓生活に失敗のない成功はありえない。
少しずつ試して、体で覚えていく毎日です。
今回の畑づくりも、「やってみること」の大切さを実感できた取り組みでした。
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