【手抜き上等】じーちゃん流!初心者向けシンプルな肥料配合と土作り作業手順を徹底解説

土作りを始めようか…

土作りって畑の土に栄養をたっぷり補充して、「作物が元気いっぱい育ってくれる環境を整えてあげる」ザックリいうとこんな感じです。

でも、ワシらは畑初心者で「肥料をあげれば育つんじゃね?」位にしか考えてませんでした…

とりあえず、分んなきゃ聞いてみればいいってことで、同じく畑をやっている親父に聞いてみることにしました。

親父の土作りはじーちゃん流

親父〜親父の畑ってどうやって土作りしてるんだ?

えっ?そんなの適当にやるんだよ。

お父さん!お願いします。教えて下さい。

みーさんの頼みなら仕方ないな。使うのは次の4つだけ使うんだよ。

シンプルな肥料配分!使うのは4つだけ

使ったのはたった4つだけ。

1.牛糞堆肥
2.骨粉・魚粉肥料

3.米ぬか
4.腐葉土

ワシのはじいさん流で、その頃からな、この配合でずっと土を作ってきたんだ。

・牛糞は土をフカフカにして水を保ってくれる。

骨粉や魚粉は根や実をつけるのに大事な栄養。

米ぬかは微生物のエサになって、土を元気にする。

腐葉土は水はけも保水もしてくれる。

これで十分なんだよ。全部ホームセンターで手に入るし、米ぬかなんて、コイン精米機から取って来ればタダだぞ!

親父…なんかみーさんだと対応がいいな。

…お前も覚えてるだろ。じーさんが作ってた野菜は形はあれだったけど、全部馬鹿デカかったろ?そんなに揃えなくてもちゃんと育つんだよ。

じーちゃん流肥料配分

肥料の塩梅はこんな感じ、適当でいいらしいけど、1㎡辺りざっとこんな感じだそうです。

1.牛糞5〜10L/㎡(牛糞1L=約0.8kg)

2.腐葉土2〜3L/㎡(腐葉土1L=約0.5kg)

3.米ぬか100〜150g/㎡

4骨粉・魚粉肥料(どっちを使っても良いよ)50〜70g/㎡

適当でいいからな(笑)

じーちゃん流手抜き土作りの手順

さて、ここからは実際に畑を耕して肥料を混ぜ込む、じーちゃん流「手抜き土作り」の手順に入ります。

今回は私たちの畑(約5.75㎡)で実際に行った作業の流れを、写真や分量と一緒にわかりやすく紹介していきます。

①畑の整地(H3)

畑を掘り起こして、地面に埋まっている木の根や石を取り除きます。

下記の記事は畑の整地について取り上げた記事です。よかったら一読下さい。

▶︎関連記事【【素人夫婦の農地開拓】切り株伐根の次はコレ!畑予定地の「根」と「石」を徹底処理【第12話】】

【整地した畑の写真】

②肥料の散布と混ぜ込み

肥料は畑全体にばら撒いて、最後に鍬やスコップを使って畑全体に肥料を混ぜ込んでいきます。

ちなみに、畑の面積は縦2.5m×横2.3m=5.75㎡

①牛糞を撒く

牛糞の配分は5.75㎡×牛糞8L/1㎡辺り=46L

【ホームセンターで買った牛糞の写真】

ホームセンターに近い量があったので一袋まるまる撒いていきます。

【牛糞をばら撒いている写真】

②腐葉土を撒く

腐葉土の配分は5.75㎡×腐葉土3L/1㎡辺り=17.25L

【ホームセンターで買った腐葉土の写真】

ホームセンターで購入した腐葉土を6割位使って残ったのは他の畑に撒くことにします。

【腐葉土をばら撒いている写真】

③骨粉・魚粉を撒く

骨粉・魚粉の配分は5.75㎡×骨粉・魚粉70g/1㎡辺り=402.5g

【ホームセンターで買った骨粉・魚粉の写真】

ホームセンターで骨粉と魚粉が合わさって肥料が売られてて量も丁度かったから、これを購入。ちょっと多いけど一袋まるまる撒きます。

【骨粉・魚粉をばら撒いている写真】

④米ぬかを撒く

米ぬかの配分は5.75㎡×米ぬか150g=862.5g

【コイン精米機から貰ってきた米ぬかの写真】

持ち帰り自由なコイン精米機から貰ってきました。タダで貰えるのは嬉しい。

【米ぬかをばら撒いている写真】

⑤撒いた肥料をスコップと鍬を使って混ぜ込む

【肥料を全部撒き終わった畑の写真】 

混ぜ込みはスコップで土を掘り起こして掘り起こした土を鍬で満遍なく混ぜます。

【スコップで畑の土を掘り起こす動画】

剣先つこっぷを使った掘り起こし

【鍬で肥料と土を混ぜ込む動画】

3本鍬を使って肥料を土を混ぜる

肥料を混ぜ込んでると、処理しきれなかった根や石が出てくるから一緒に処理。

【出てきた根や石を取り除く写真】

よしよし、後は1週間から2週間位土を寝かせたら完成だぞ。

やっと終わったね!

畑を耕すのって結構重労働…

【土作りが終わって額を拭っているみーさんの写真】

まとめ:初心者は「シンプルな土作り」で十分!

今回の土作りでは、牛糞・骨粉/魚粉・米ぬか・腐葉土といった、手に入りやすい資材だけを使いました。

シンプルな配合でも十分に栄養バランスが整い、作物が育ちやすい土になります。

ポイントを振り返ると――

1.✅ 牛糞 → 保水性・通気性を改善し、窒素を補う

2.✅ 骨粉・魚粉・米ぬか → リン酸・カリウムを補充して根張りや実つきをサポート

3.✅ 腐葉土 → 水はけと保水のバランスを整える

4.✅ 祖父から親父、そして自分たちへと伝わる「続けやすい知恵」

「初心者だから難しい土作りはできない」と思わなくても大丈夫。

まずはシンプルなやり方で“続けられる畑”を作ることが大切です。

今回使った道具

1.剣先スコップ(根切り機能付き)

掘り起こしには剣先スコップがオススメ。畑をすることを考えると根っことの戦いは避けて通れないので、根切り機能を備えた剣先スコップがベスト!

2.三本鍬

土と肥料の混ぜ合わせに活躍。選ぶなら普通の鍬でなく土の混ぜ合わせに特化した三本鍬があると便利。

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